ゲームと攻略本の関係は、世の中にゲームが存在する限り続くと思われます。人はゲームをすれば勝ちたいものです。それも他人よりも早く、確実に、効率よく、です。これでまで数々のゲームが誕生しましたが、古くはインベーダーゲームから始まり、ゲームの攻略には知恵を絞ってきました。さらにゲームにギャンブルの要素が入ってくると、攻略法もさらに多様化し始め、出版点数も増加しました。特にパチンコ、パチスロなどはその傾向が強い分野です。
ゲームの攻略本の内容はどのようなものでしょうか。大きく分けて次のようなものがあります。ゲームの進行チャート、ステージやダンジョンの地図、ボスキャラクターとの戦い方、アイテムやキャラクター・モンスターのデータ集などです。また、攻略とは直接関係のない開発者インタビューや、ゲームに関連したイラスト・漫画・小説などが収録されているケースもあり、これらを目的として購入するファンも多いです。このような内容は「公式ガイドブック」を名乗る攻略本に多く見られます。
ゲーム業界で有名なのは任天堂ですが、任天堂は昔、花札やトランプ、カルタを作っていたメーカーでした。世の中にファミコンなどのゲームが出現し、それが熱狂的なファンを生み出すのを見て、任天堂はゲーム業界に進出するという業種転換をしました。その決断は正しかったわけですが、決断当時は今の隆盛をだれもが予想できなかったはずです。その意味では任天堂の業種転換を決断した経営者の判断は素晴らしいものがあります。任天堂は今や世界のゲーム業界では押しも押されぬトップメーカーになっています。
ゲームと攻略本のことを考えると、この伝統は昔からあったことが分かります。将棋、囲碁などは多くの解説本や差し手集、定石集などがあります。また多くの名人が生まれてきています。何時の時代も攻略本はやはり勝ちたい人にはなくてはならない物のようです。そして最近のコンピューターゲームの攻略本は勝つ方法だけでなく、開発の裏話やキャラクターの解説など、周辺情報も充実させ、ゲームをより楽しめるような工夫がされています。